積丹でホッケ爆釣！2020年2月14日

　「いい時代になったねぇ」M氏が呟く。

ホッケを釣った帰りの車中である。

「インターネットで調べると簡単に情報が手に入る」

そのおかげで私、釣りする熊もホッケ釣りを堪能し、心の中の大漁旗をなびかせて帰宅できた。




時間を戻そう。



13日木曜の夕方17時過ぎ、M氏からラインが入る。

M氏「明日波無いからホッケ行くべ」

いつもながら急なお誘いだ。せめて半日前に言ってくれたら準備が楽なのに・・・。

用事で出かけるからついでに近くの釣り具センターに寄る。
冷凍撒き餌を2パック、チャックパウチの生を1パック。
ついでに店員さんに聞く。

熊「今何か釣れてますか？」

店員「いや釣れてないよ」

熊「積丹の方釣れてるとか知人（M氏）が言ってて」

店員「苫小牧なら・・・石狩でチカとかは・・・」

熊「ホッケは？」

店員「いや～」

熊「ですよね～」


この時期のホッケは釣れてもロウソクの様な細いのが数匹。
１０本釣ったら御の字。
期待はしていなかった。

どちらかというと釣り動画を撮ってみたかった。

（どうせヒマだろうから、動画を録りつつ投げもやってジグもやってみるか）
と考えていた。


M氏「5時か6時に行くわ」


来たのは、7時前であった・・・。

予報は暖かいはず
でも7時過ぎ道路はアイスバーン



のんびり下道を行く。

途中我らの味方、セイコーマートに寄り食料を仕入れる。

来る途中セブンイレブンが2店舗潰れていた。
最近うちの近所（6㌔先）でも潰れた・・・。


まずはカブト千畳敷の偵察！！


・・・は出来なかった。丁度、重機で排雪作業をしてました。
岩場に釣り人は居ました。


10時過ぎ、いつものカブト盃漁港に到着。

今回は釣れた時のためコイツを使う！
助かった。

相変わらずぶっ壊れている

いつものポイントに着くと、既に6，7人の釣り人がおられる。

結構釣れている。

（ありがてぇ、ガンガンに釣れてやがる！）

おっちゃんが快く入れてくれる。

（ありがてぇ）



おっちゃんのサビキは緑系。

熊とM氏はホーマックの6号赤系サビキ。

ホッケが岸際を行ったり来たりしているので、磯竿はやめて9フィートのルアーロッドを使用。

投げも中止。

餌を撒きつつ一時間ほどサビキのみで餌を付けずに釣る。

クーラーが3分の１程度になって動画撮影を開始した。





こんなに釣れるんならリールを4個も持ってこなかったのに・・・

オモリが沢山入った仕掛ボックスも・・・

荷物多すぎた






釣り始めは上層部で回遊し、釣れなくなってきた正午頃からは中層部で大きめのが釣れました。

仕舞支度中、こうざき漁港から帰り道に盃漁港に偵察に寄ったお兄さんも４，５０匹釣ったとのことでした。

「例年と比べて量も型もいいですよね」
という感じのお話をした。


隣のおっちゃんたちも、みんな大量でよかった！




帰りの車中に話を戻す。

確かに良い時代になった・・・。

以前の僕らは釣りマップ、ガイドを見て、現地に行き情報交換をした。（今もするが）

木曜発行の釣り新聞を見て、どこに行くのか話し合っていた。

今は親切な誰かが上げてくれる情報や、釣り店のネット情報でほぼリアルタイムで色々と知ることができる。

M氏の仕入れた情報が無ければ、この寒くて釣れないはずの時期にわざわざ積丹までは行かなかっただろう。


帰宅後ホッケ大好き人間である母にホッケを託す。

小型ホッケ
頭と腹を出し一夜干し

開き

フライ用3枚おろし



後は煮つけ用
アラは煮つけと骨せんべいにしようかなと思います。
全部で８５匹ほど。

ちょっとだけご近所さんにもおすそ分けしました。



ところで、動画でハリを外すのが遅いのは、6本バリのサビキなので他のハリが手やホッケに刺さらないためです。

ホッケは大暴れするので仕掛けも絡みますし、刺さります。




刺さりました・・・。

暴れるホッケのせいで手のひらに針が刺さり、そのままホッケに引っ張られてしまった。

ダイ〇ーのこいつが濡れてもはがれにくい
釣り場必携



釣れると思っていなかったので持っておらず、帰宅後貼った。




情報もだけど、いいものが安く手に入るのも「ありがてぇ」です。