ホッケ釣り・積丹半島右往左往。S君と共に

 ３月9日、２３時今回の釣行に同行してくれるS君が迎えに来てくれた。
数年前から年に数度、一緒に釣りに行く、「釣り友」である。

一緒に行く主な目的は「ホッケ大漁」。

「ホッケをクーラー釣りしてみたい」

彼の願いを叶えるため数度チャレンジしている。
だが、一度も大漁に当たっていない。

（今回は大丈夫だろう）

なんて思っていました。

20時まで仕事をしてきたS君。
彼は私より20歳も若い。
途中仮眠を数度したが・・・。

若さってのは素晴らしいな

なんて思った釣行でした。

主な内容はYouTubeに上げています。






　いつもの幌武意に10日2時頃到着。

こんな時間に幌武意に来たのは何年ぶりだろう・・・。

漁港に降りていく下り坂の途中、車内から、釣り人たちの竿先のルミコやヘッドランプの明かりで、竿を出しているのが確認できた。

まずはいつもの釣り座が空いているか、暗闇の中、近くまで行き確認。
空いていたので車に道具を取りに戻って釣りの準備をする。

2時半過ぎ、満月を背に釣り開始。

ガヤ、ガヤ、ガヤ・・・。
自作と半自作の遊動仕掛けに掛かるのはガヤばかり。

ヤツらは、撒き餌カゴに入ったオキアミを腹パンパンまで食べて釣れ上がる。

しかも、小さいくせに最初の引きは結構いい。

釣れ上がった時のガッカリ感が半端ないです。

（満月が綺麗だなぁ）



一時間ほどしてホッケ1匹。
そのすぐ後にS君の竿にもホッケが一匹。

３０㌢程の良型。

帰りにS君に献上




（群れが来始めた！）

と、思いますよね？

（暗すぎてカメラを回せない）
良い映像が撮れなくて勿体ないな、なんて考えてました。

でも、その後もガヤの猛攻。


撮影開始前に、海面から上げた瞬間バレた良型カレイ。

あわよくば、カレイ。
そのための遊動仕掛け。
（掛かっただけ良かった）


撮影を始めた頃にはガヤのアタリすら少なくなりました・・・。

（オキアミで腹いっぱいかね・・・）

明るくなり、海中も見え始めてきて、

「チカかカタクチ鰯かな？」

S君がジグをオモリにしたジグサビキを投げる。

掛かったのはオオナゴ。
イカナゴとも呼ぶらしいです。

オオナゴを追うホッケや鱒の類が居ないか？
との思いでジグ。

オオナゴの群れは干潮の引き潮に乗って外海に出ていく。
群れに乱れは一切ない。
つまり、捕食する敵が居ない。

（どれだけいるのだろうか？）

漁港内に戻る姿は無い。

アクションカメラを準備して、釣竿の仕掛けと交換する。


オオナゴは私の垂らすカメラに驚いたように逃げ惑うことも数度あった。
が、群れに乱れはなく泳いでいた。








曇りという事と、濁りがわずかにあって映りが悪い。

激安中華製アクションカメラの限界。

ケースに入れるので外付けマイクは使えず、音は無い。

でも、

（海中撮影は面白いな）

（デカイおっさんが釣竿にカメラを垂らして堤防でニヤニヤしてるのは滑稽だな）

なんて思いつつ撮影しました。
渓流でも是非やってみたいです。




結局、幌武意、カブト盃漁港、岩内フェリー埠頭に行き竿を出しましたが空振り。
詳細ですが、入舸は幌武意の隣で、もともとホームにしていた釣り場なので期待していましたが、数組の釣り人は皆、暇そうでした。

うしお食堂裏は往きも帰りも車が止まっておらず、自分たちだけでホッケを寄せるのはキビシイので、寄らずに通り過ぎました。

盃漁港までにいくつかの漁港を見ましたが、釣り人はいませんでした。

往きの午前中は、珊内川河口海岸でルアーマンを見かけました。
恐らく、鱒系を狙っていた感じでした。




年に幾度か行くホッケ釣り。

ホッケ釣りの2回に1回の確率で今回の様に、回遊するホッケを探して、自分たちも右往左往している気がします。


一か所がダメなら近所は全てダメ

ということが多いですが、
以前、釣れずに移動で来た珊内漁港で、数組の釣り人に話を聞くと、

「全然釣れないわ」

と言われ、竿を出すか迷いつつ、一緒にのんびりお話ししている最中、ホッケの群れが来たのが見えました。

「隣でいいですか？」

と聞き、そのままみんなで撒き餌を撒いてホッケを居付かせ、爆釣！
なんてこともありました。




私は少し竿を出して、釣れなければ移動を繰り返します。

一か所に留まるのも良いとは思うんですが・・・性分なので・・・。




そろそろ冷凍庫のホッケも無くなりそうです。

早急にホッケを釣らねば！

次はどこの港に行きましょう・・・。