【海・穴釣り】野塚漁港(積丹)。
6月12日金曜日の夕方。釣りの準備をする。
船でカレイ釣りをした時のイソメをエビ粉塩イソメにして結構な時間が経った。
売っている塩イソメの様にがっちりと塩で締めたら良かったのか。
いつも半生に仕上げる。
半生だと乾いたものよりハリ通しが良い。
でも、時間が経つと使い物にならない。
(早く使い切らないと勿体無い)
準備はほぼ出来た。
だが頭痛が酷くなった。
行くのをやめ、ハイボールを飲んで寝ることにする。
2時前に目が覚める。
ノロノロ準備する。
昨夕準備した甲斐があった。
車に荷物を載せるだけ。
丁度起きてきた母に、
「遠くても小樽、まずは石狩に行く」
そう伝えて、車に乗る。
石狩新港に着いたのは4時前。
(樽川で釣れていたら竿を出すか・・・)
どう見ても釣れていない。
動画撮影中に跳ねた。
カラフトマス並の大きさ。
正体は不明だが、YouTubeのコメントでも頂いたが、おそらくボラだろう。
新港で度々出くわすが釣れたところは見たことがない。
ここ数年近所のスーパーマーケットでも一匹丸ごとや、刺身用のサクになって売っている。
(いつか刺身で食べてみることにしよう。)
ここでの釣りは諦め、小樽南防波堤に行く。
南防の駐車場はまだ余裕があった。
通りすがりの若者に尋ねる。
釣り自体を始めたばかりだという青年。
「内側はワームでロックフィッシュ、外海でも釣れますよ」
との事だった。
違う若者にも聞くと
「桜は5月で終わり、ヒラメ狙いです」
(桜は花だけじゃなくマスも5月で終わりか・・・)
注)私の住む札幌はサクラの種類にもよりますが5月末でほぼ終わります。
駐車場に戻り準備中のベテランにもお聞きした。
「ヒラメメインでブリだ」
「通うとたまに釣れる」
「投げはこの先端にやってる人少しいるぞ」
勿論ジグなどの装備も持っている。
(だが、私はホッケを釣りたいのだ。)
例年の5月はホッケを釣り、たまにカレイを釣る。
今年はコロナのせいでホッケを釣らなかった5月。
(まだ残っているホッケだって居るべ)
(余市に行こう)
余市港には夏の夜、ソイを釣りに通った。数年前にS君とホッケ狙いにも来た。
中防波堤や外防波堤にもよく行った。
(今回は外防だな。穴釣りもできるし)
余市に着くころ風が強くなってきた。
予報通りではある。
外防は十数年ぶりだ。
・・・ゲートあるし・・・閉まってる。
余りの事に動画撮影も忘れ車で思案する。
(幌武意漁港なら風に強いか・・・その前に新たな釣り場を探すか・・・)
20年来、気になっていたいくつかの場所を見て積丹半島先端部へ向かう。
国道を走っていくと分かれ道がある。
右折し幌武意、入舸と見ていくのが常である。
(いや。うしお食堂見てくか)
直進する。
突き当たると綺麗な積丹の海。
この突き当りの交差点で右が入舸、左がうしお。
勿論左だ。
と、曲がってすぐ、ちょっと前に竿を出した野塚漁港があった。
(風無いな)
何も考えず漁港にそのまま入ってしまった。
投げはダメだったが穴釣りは楽しかった。
(風酷いし移動だな)
(入舸沖防波堤も良いな)
先ほどの先端信号機を越え、日司を越え、トンネルを抜ける。
トンネルを抜けてすぐに海が見える。
堤防上に家族連れと思しき釣り人が居る。
(何釣れてるか聞きたいな)
駐車スペースに停める。見慣れぬ看板がある。
古平にも看板があり釣り禁止だった。
(ここもか)
車中で項垂れる・・・
このタイミングでM氏からLINEが来る
「小樽でチカは?」
その提案に乗ることにして小樽へ行くことにした。
恐らく、幌武意もダメだろう。
時間を無駄にしたくない。
戻る途中滅多にないくらい対向車とすれ違う。
そういえば、来る途中、以前行ったことのある食堂には行列が出来ていた。
最近はCMでも見かけるが「うに丼」の季節だからであろうか・・・
余市の国道5号との合流地点は渋滞だった。
緊急事態宣言明けで皆はっちゃけたのだろう。
(私も似たようなものか)
途中コンビニを見かける。
食料はほぼ無い。
飲み物も同様。
だが、札幌民が寄るのは嫌だろう。
ノーピットインのカーレースの様に札幌までお店には寄らない。
幸いトイレの用もない。
だが、
(ここまでだな)
無補給の釣りは疲れ方がひどい。
結局帰宅する事にした。
YouTubeに動画をあげる時に、様々なオススメ動画を表示される。
サムネにある情報を見ると「新港でマメイカ」という文字が躍る。
(機会があったら見て来るか。)
そう思いつつ就寝。
14日の日曜日。
早朝ジョギングに向う。
数百メートルでルートを変え家に戻る。
(バイクで石狩だな)
天気が良く、バイクに乗ると気持ちいいだろう。
最低限の装備で家を出る。
エギングでマメイカ、もしくはオモックだ。
残念ながら東埠頭砂揚場はキビシイ。
工事の関係か、コロナのせいか、いたるところが立ち入り禁止。
僅かだが良い時間を過ごせた。
魚は釣れなかったが、現役の遊漁船の船長さんに色々話を聞けたのは良かった。
バイクを駆り帰宅する。
(二日連続の釣りは疲れるな)
次回へ続く。
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