熊だけ釣れないカレイ釣り。小樽港・厩町岸壁と北防波堤2020年3月25日。

 25日、昼前に釣りの準備をする。
今回は小樽でカレイの様子を軽く探り、積丹でホッケを狙うつもりだった。
釣れなければ、車中泊をして釣れるまで粘ろう、という心づもりだ。


同時にアクションカメラをドラレコの様に使い、初めて小樽港へ行く人への道案内というか、道順を伝えようと思いカメラを自作のカメラマウントに備え付ける。

ダッシュボードは熱くなりやすく、アクションカメラは長時間の起動でも熱くなる。
運転しながら小樽付近で操作を開始するため、ボタンをオンにするだけの状態まで用意していく。

そして、車中泊の準備。
簡単だ。

寝袋とカセットガスコンロ、鍋、箸、カップ麺、ペットボトルの水。
いつもの釣り道具の他は大したものは持たない。

問題は私の車がフルフラットにならなくて寝にくい、くらいのものだ。




337号線から5号線に抜ける。

予定通り南防波堤への道のりは撮れた。



駐車場ですぐのところで、女性が何かを凝視している。
アザラシっぽい生き物が浮遊していた。

作業している男性たちに聞くとやはり「アザラシだと思う」との事だった。

近くで見ると大きい。
波に揺蕩うアザラシの毛波が非常に綺麗で死んで間もない様を窺わせた。

釣り人にとってアザラシやトドは天敵だが、この天敵が近くまで来ているなら、魚もこの近くに居るかもしれない。


ちょっと撮影して、先ほどの女性に話しかける。
多分、私の母と同年代位だと思う。
 
「釣れてないけど、場所取りだけ。当たると大きいから。」

「今年は初めてだけど、そろそろいいと思う」

旦那さんも教えてくださった。

(ありがてぇ)

 そして、厩町岸壁への道のりも撮れた。




少年たちや多くの人に情報をもらって釣り始め、
「今日は移動しつつも、じっくり粘ろう」

そう思った矢先にカメラが壊れた。

(カメラの修理が優先だな)

そのまま札幌に帰る。

(5千円位か・・・保証は効くのか?)

帰ってから〇ーズデンキの保証書を見る。
自分で壊したらダメ、との事だった。

丁度、カメラに超詳しい兄からラインが来た。
ついでに聞いてみた。

「カメラは壊れたら買い替えだよ」
「分解してみたら」

なるほど。

分解する前に、〇ーズデンキに電話してみる。
担当の方に聞くと
「キャノンの方に送る。基本1万5千円で買った方が安いですよ。」

(やはりそうか)

一応ネットでもキヤノンのサイトを見る。
修理は一律1万6千円かかるとの事

(1万6千円で買ったんだぞ・・・正気か?)

つまり修理ではなく交換なのだろう・・・
職人が安いコンデジの修理に時間をかけるより、新品の方がコストが掛からないのだろう。

「時給数千円のお偉いさんが就業時間中に数時間かけて数百円のモノを修理する」とぼやいたネット民の書き込みを思い出す。

諦めて、精密ドライバーでカメラを開けてみた。





この手で引導を渡してやった。







さよならイクシー650

1年に満たない月日だったが濃密な時間を共有してくれてありがとう。




その後、母を迎えに行くついでにカメラを見に〇ーズデンキに寄る。

さっきの電話対応してくれた男性は売り場にいるだろうか?

居なかった。

担当してくれたのは若い女性だった。

色々話すと、この方も釣りをするとの事だった。
「つい一昨日(だったと思う)も小樽に行きました」
『熊も今、小樽から帰ってきた』
「厩町の方です」
『まさにそこでカメラを壊しました』

私が得た情報(YouTubeに上げた情報とここで書いたようなこと)を伝えた。


思わぬところでカレイ釣りの情報を交換できた。
主にお父さんと旦那さんが釣る、担当さんが運転と魚を捌く係らしい。

釣りも分業体制だと体が楽でいい。

私も釣る係。母が捌く係。
(感謝!圧倒的感謝!)

M氏は全部自分でやっている。



・・・私もできますよ?



おまけ
撮影してアップした道順です。





釣り情報を伝えたいと思うので、情報っちゃ情報ですが、釣れてるシーンが撮れてないです。


「おもさげながんす」



次に頑張りましょ・・・










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