【海釣り】イワシとサバを求めて。苫小牧・勇払と火力発電所前と厚賀漁港 2021年7月2日午前

情報の大切さ、それは釣りでも当てはまると思う。

皆さんはどこから得ているのだろう。
今、どこで何が釣れるのか、どんな仕掛けがいいのか?

私は釣り新聞の情報がかなり役に立っている。 


20代になって釣りを本格的に再開したころ、釣り新聞に載った場所に良く行ったものだ。
子供の頃は、親と海釣り。
学校には釣りクラブがあったり、友人と今のモエレ沼公園付近でフナやトゲウオと呼んでいた魚やドジョウを釣った。
あの頃は、ゴミ山と呼ばれていたはずだ。
道は未舗装で三角点通りには道に沿ってドブ川(通称)があった。

本格的に釣りをやるにあたって、幼馴染のJ君に何を揃えるべきか聞いた。
彼は有名釣具店の店員さんだったから。

釣り具の選び方の基礎を教わることができたのは幸いだった。
 

今のようにインターネットなどは無く、友人や釣り新聞や、スポーツ新聞の釣り欄が頼りだった。

釣りのテレビ番組もあった。
北海道発の「釣ーりんぐ北海道」はよく見たものだ。

もちろん「釣り会」なども存在していた。
しかし、それは伝手が無いと入ることは難しかったように思う。

私達(M氏、Y氏、今は釣りをやめた友人たち)は酒を飲みながら、次に行く釣りの話で盛り上がった。

最近はY氏は忙しいので一緒に行けないが・・・。コロナもあるから焼肉にも行けない・・・。

飲み会では特に次の釣りはどこに行くかが話題だった。
今季の鮭釣りはどうする?みたいに。

当初は、その週、釣り新聞に載ったところに行っていた。
もちろん混んでいる。
情報源の少なさ故に皆そこに行く。

今現在の釣り新聞の使い方は、載ったところにはその週と次の週くらいは行かない。
過去の記事を思い返して、そろそろ釣れ始める場所に、記事が載る前に行く。
自分が知らなかった場所が載ったら覚えておいていつか行く。

仕掛けに関しては、その時のトレンドは勿論、今自分がやっている方法を改良する手段となる情報を取り入れる。

温暖化のせいか今まで釣れなかった魚も釣れる。そんな情報は望ましい。

サケ釣りを始めた頃、主なエサは、紅いか、サンマ、カツオだったように思う。
今はそれに、ふくらぎ、紅バナメイエビ、ニンニクプレス鰹などなど多彩になった。
メーカーが発売する前に色々な方法が載ったり口づてに聞いた。
エサにニンニクチューブやエビ粉を混ぜるんだ、など。

今ではインターネットを介して色々な情報源を利用できる。
私の使うものだけでもYouTube、Twitter、ブログがある。

携帯電話が出始めた頃は、友人が釣れていたらすぐ連絡出来たので本当に重宝した。
(今でもそうしている)

今は面識のない人が呟いてくれるだけで、何が釣れているかを知れる。
本当にありがたい。

 

さて今回の釣りに戻ろう。

ちょっと前にS君から、
「数年前に釣った場所でサバなどがそろそろ釣れないかな」とLINEで話した。

丁度その少し前にTwitterで苫小牧でサバ、イワシに関して呟いていた人がいた。

近年、カレイの刺身と唐揚げがお気に入りの私は、その時は石狩系で近場のカレイ釣りを考えていて、実際先週濃昼に行った。

今週は、M氏と苫小牧でイワシと考えていた。
私のする釣りでクーラー釣りと言えばホッケだ。

今年は、緊急事態宣言のためホッケシーズンは釣りができなかった。

沢山釣って、食べたい。

(苫小牧でイワシだろう?)

以前勤めていた会社の社長の声で脳内再生される。



既にワクチン接種したS君が1日、苫小牧でサバ・イワシを釣ってその帰りに、余った撒き餌をくれた。そして、4号だが2号のハリスが付いたサビキをくれた。

(ありがてぇ)

エサのイソメはイオンそばのオーシャンで1パック購入。
パックのオキアミは4月末から冷蔵庫に2個ある。

頭痛はひどいが何とかなるはず。

M氏からLINEが来る。

「背中がギックリ腰みたくなって行けない」

・・・残念だ。

一人ならわざわざ苫小牧も寂しい。

(明日は石狩新港だな)

遅い夕食を取り、母に「石狩りに行く」と伝えておく。

しかも、目覚ましは掛けない。
起きれなかったら、まぁのんびり行こう、と思っていた。


朝3時目が覚める。

頭痛はない。
どうせ行くなら大漁目指して苫小牧。


 

 3時半過ぎ自宅付近で雨が降り出した。
苫小牧方面も朝方は雨予報だった。
雨降りで釣り人が少ないかも?
期待しつつ出発した。

お菓子を持ち、コーヒーを淹れ持っていく。
買い置きのエナジー系炭酸飲料も持っていく。

なるべくコンビニには寄りたくない。
ノーピットイン作戦だ。

札幌を抜けるころ雨はすっかり止んだ。

(混んでるかも)

のんびり走り、着いた。

勇払埠頭。フェリーはいない。そちら側には人もいない。

が、石などを揚げる場所側に沢山の人がいる。

僅かな隙間に車を停めて、降りて見渡す。

(釣れていない)

お隣の人達に話しかけていた時、ちょっと離れた場所でイワシと思しき魚があがる。

その隙間に入れさせて頂き、実釣開始。






一か所目は20数分で移動を決意。
仕舞支度中、お隣の方に私がYouTubeで動画投稿をしている事がバレていたのがわかった・・・。
励ましの言葉をいただいた。

(でもなぜバレたのか?)
聞いてみた。
動画の始めの部分の、
「場所と時間紹介を撮っていた様子で」という事だった。

私のような者の動画を見てくださって有難い限り。

(苫小牧東の火力発電所見てかえろうかな)
などと考えていた私が恥ずかしい。

火発前の情報をツイートすることを伝え、再出発。


釣れていないが、ベテラン釣り師さんと情報交換出来た。
(この方にはお昼にもう一度寄った際にもお会い出来た。)

白老情報を頂いたのでナビに入力。

(まてよ?わが生誕の地、厚賀は?)

去年も6月の末に行ったはず。

白老も厚賀も火発前からほぼ50㌔。
無料高規格道路を使える厚賀だろう。

(釣り熊故郷に帰る、これだな)

厚賀漁港には外海側に行く根元に車が既にとまっていた。

(先端は先行者がいるな)

去年と同じ場所には人が居ないことが確認できた。

投げの装備を用意する。
キャリーを忘れていた。
大荷物を持ち釣り座をかまえた。

 

アタリは頻繁にあった。が、乗らない。

ハリは13号と15号。

小さいカレイなのか?

9号の投げ釣り仕掛けを、下部にオモリを結ぶ改造を施し、引き釣りを試みた。

釣れない。
ここまで頻繁にアタリがあるにもかかわらず魚が乗らない。

しかも、引き釣りの方がアタリが少ない。
ちびっ子カレイではない気がする。

引き釣りをそのまま置き竿にすると間もなくウグイが掛かる。

引き釣りは海藻が絡むのもあってやりにくかった。

もっと早く。5月末に来たかった。

正午頃納竿した。


寝ようかとも思ったが、大量のコーヒーとエナジー炭酸。
眠くない。

厚賀の住宅街の自販機でコカ・コーラを買う。

S君M氏からLINEで、勇払に戻ってみろ、と諭される。

鰈2匹。
クロガシラの刺身があれば満足だ。

(どうせ帰りがけだ、釣れてないだろうから見るだけ見て釣れてない状況をレポートして帰ろう。)

ついでに火発前だ。

朝より車も人も竿も多い。

フェンス端の朝と同じ場所にベテラン釣り師の方が居た。


撮影しながらお話しできた。



(勇払もダメだろうな・・・)




車を走らせる。

朝の場所はほんの少しを除き封鎖され、フェリーの方に沢山の釣り人がいた。

朝のポイントそばで釣っている方にお話を聞いた。

「あっちの方が凄い釣れてるよ」


促がされ、少し眺める。

(サビキのハリ数釣れてる・・・)

ありがとうございます。

空いてる場所は・・・無い・・・あった。

一人入れるくらいか?

みっちり入るのが嫌な人ならあきらめよう。


両隣の方が快く入れてくださった。

撒き餌の残量、私の体力の残量を考えると1時間がせいぜいだろう。

「1時間でやめますので」

と言って入れて頂いた。
(結局延長させてもらった)
荷物を置きながら、撒き餌を撒く。

一作業して、竿を出す前からわずかに撒き餌を撒いて寄せておく。

ようやく撮影の準備も整った。


イワシは30匹、サバは4匹。
1時間ちょっとで釣れたにしては上々。

眠さも無い。
そのまま帰宅した。




氷は、いつもの大きなクーラーではなく小さなクーラーに別に持っていきました。

500ミリのペットボトル2本と、大きめのジップロックに製氷機の氷を入れました。
釣り中はペットボトル氷をクーラー大に入れてカレイを冷やしました。
その後厚賀から移動する前に氷と魚を小さなクーラーに移し替えて持ち帰りました。

帰宅後も氷は半分とけた状態でしたが保冷されていました。

これから暑くなるので美味しく食べるためにも氷とクーラーは必需品です。

今月末辺りからカラフトマスですね。
今年用の仕掛けを作り直さなければなりません。

サケ・カラフトマス釣りの浮きフカセ仕掛け・・・。
急がねば。




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